内定が出たら
内定はゴールではなく、社会⼈⽣活への第⼀歩。
お世話になった⼈への挨拶を忘れず、後輩たちのために、キャリアセンターへの報告もきちんとしましょう。
POINT
- ● ⼝頭で伝えられる「内定のサイン」を⾒逃さず、確認した上でお礼を述べましょう。
- ● 学校推薦の場合、内定辞退はできません。
- ● 内定辞退をする場合は、くれぐれも誠意を尽くし、直接会っておわびするのが礼儀です。
内定のサイン
正式な内定は、企業からの「内定通知書」を受け取ったときで、それまでは「内々定」の期間です。内々定は⾯接の最中にそれとなく⼝頭で次のような⾔い⽅で知らせてくれることがあります。
● 就職活動はもうしなくてかまいません。
● 後⽇、健康診断があります。それでよほどのことがなければ⼤丈夫です。
● 安⼼してもらって結構です。○⽉○⽇に、本社に来てください。
こうした内定のサインを感じ取ったら、必ず「内定と考えてよろしいですか?」と確認しましょう。確認が取れたら、「ありがとうございます。よろしくお願いいたします!」と、お礼を⾔うのを忘れずにしてください。
内定を複数もらった場合
複数の企業から内定をもらった場合、最終的に決めた 1 社以外は内定を辞退しなければいけません。内定辞退は、企業にとっては⼤きな損失なので、くれぐれも失礼のないよう誠意を尽くして臨みましょう。強引に引き留められたり、イヤミを⾔われることもありますが、こちらが相⼿に迷惑をかけるわけなので、謙虚に受けとめ、とにかく誠意を⾒せるようにしてください。また毎年、複数社から内定が出ても連絡をせずに放置し、トラブルになるケースが発⽣しています。辞退する企業に対しては速やかに辞退の連絡をし、内定は常に 1 社にしておきましょう。
労働環境の確認
内定をもらったら、就職活動中には確認できなかった給料の⼿取額や有給休暇の消化率、業務繁忙期の残業時間など、実際の労働環境を確かめておきましょう。有給休暇の⽇数は同じでも、職場によっては消化率が著しく低いところもあります。お勧めできない企業(ブラック企業)もあるので、気になったらキャリアセンターに相談しましょう。
内定辞退の⽅法
内定を辞退したいときは、必ず事前にキャリアセンターに相談すること。内定を辞退するというのは、相⼿企業に対してとても失礼な話です。直接会っておわびするのが誠実な⽅法です。まず電話で⼈事担当者と連絡を取り、内定辞退の旨を伝えます。その後、訪問しておわびをしますが、もし「来る必要はない」と⾔われたら、おわび状を封書で郵送しましょう。ハガキや E メールではなく、封書で送るのが相⼿に誠意を伝えるうえでのマナーです。
内定辞退の電話例
おわび状
≪重要≫進路が決定(内定)した⽅へ
内定したら、「AC ナビ」にある進路報告から、企業の情報を登録しましょう。受験した企業の内定までの活動の記録や試験の内容などを⼊⼒します。後輩たちが就職活動をする際の重要な参考資料となるので、必ず登録しましょう。または、キャリアセンターに「進路決定届」を提出すること。決まり次第速やかに提出しましょう。進路報告を「AC ナビ」にて必ず⼊⼒しましょう !