プレエントリーとエントリー

就職活動が実際に動き始めると、まず⽿にするのが、「プレエントリー」や「エントリー」という⾔葉です。
それぞれが、採⽤選考においてどのような段階にあるのかを理解しましょう。

POINT

  • ● プレエントリーとは会社説明会の案内などの情報を⼊⼿すること。プレエントリーだけでは選考に進めないので注意しましょう。
  • ● プレエントリーの⽅法には、就職情報サイト経由で⾏う⽅法と、企業のサイトで直接プレエントリーする⽅法があります。
  • ● マイページには重要な情報が掲載されているので、必ずチェックしましょう。

プレエントリーとエントリーの違い

プレエントリーとエントリーには、これという決まった定義があるわけではなく、企業の採⽤のプロセスによって多少異なりますが、⼤まかに分けると、次のようになります。

【プレエントリー】
ある企業に興味を持ち、会社内容や会社説明会の情報を⼊⼿するために、簡単な個⼈情報を登録して申し込みをすることを指します。
【エントリー】
企業の選考試験を受けるため、応募書類(履歴書・エントリーシート)を提出する(送付する)ことです。会社説明会に参加申し込みをし、説明会会場で履歴書やエントリーシートを提出するまでが⼀般的なエントリーまでの流れです。

⼀般的な流れ

プレエントリー

「⽒名」「住所」「連絡先」「年齢」「⼤学名」などを WEB で登録

会社説明会の案内が届く

会社説明会の参加申し込み

履歴書やエントリーシートを準備

エントリー

説明会当⽇に履歴書やエントリーシートを提出

※ この⼀連の流れを総称して「エントリー」と呼ぶ場合もあります。企業によっては「プレエントリー」という⾔葉を使わないところもあり、選考⽅法は企業によって異なるので注意しましょう。

プレエントリーの⽅法

プレエントリーは、⼤学3年⽣の3⽉に、各企業の採⽤情報が解禁されてから⾏うことができます。⼤きく分けて次の2つの⽅法があります。

【就職情報サイトから】
就職情報サイトには、採⽤活動を⾏っている企業がたくさん掲載されており、ここから企業に直接プレエントリーすることができます。⼀度会員登録をしておくと、プレエントリーのたびに⽒名や住所、⼤学名などの情報を⼊⼒する⼿間が省けるので便利です。また、複数の企業にまとめてプレエントリーできる⼀括エントリー機能や、業種や本社所在地から企業の検索ができる機能なども備わっています。就職情報サイトを上⼿に活⽤しましょう。
【企業のホームページから】
採⽤活動を⾏っている企業の多くは、⾃社サイトに採⽤情報ページを設けています。そこに「エントリー」などのボタンが設置されていれば、そこからアクセスできます。⼊⼒フォーム画⾯の各項⽬に⼊⼒していき、送信ボタンを押せばプレエントリーが完了します。その際、⾃分の ID やパスワードを登録する場合もあるので、忘れないように控えておきましょう。

プレエントリーでの注意点

プレエントリーはインターネットでの登録がほとんどのため、簡単にできる反⾯、就職情報サイトの⼀括エントリー機能を使った場合などは、膨⼤な数の企業にプレエントリーすることになってしまいます。すると、企業側からどんどん届くメールなどの情報に対応できなくなる……という事態にもなりかねません。初めから志望業界や志望企業を絞り込みすぎるのはよくないですが、⼿当たり次第にするのではなく、事前にその企業のサイトなどである程度の情報を確認し、現実的な社数を考えましょう。企業がエントリーを開始する⼤学3年の3⽉には業界・企業研究を済ませておきたいところです。3⽉から業界・企業研究を始め、悠⻑にエントリー企業を選んでいる暇などないからです。3⽉に⼊ると⼀⻫に会社説明会や合同説明会も始まり、就職活動が本格化します。その前に業界・企業研究をしておくことが内定への近道になります。また、情報管理も⼤切です。「どの会社に」「いつ」エントリーしたか、それぞれの会社の「連絡先」「今後のスケジュール」といった情報は分類・整理しておきましょう。

マイページとは

プレエントリーすると、「マイページ」と呼ばれる⾃分専⽤のページを閲覧することができます。マイページでは、企業の採⽤担当者からの連絡メールが届いたり、説明会の予約を⾏うことができ、また、企業によってはマイページでしか⾒られないスペシャルコンテンツを公開していることもあるので、必ずマイページにアクセスしましょう。

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