内定が
出ないときは?
⼀⽣懸命活動をしていても、なかなか内定が出ないこともあります。
そんなとき、焦る気持ちはわかりますが、焦りは禁物です。
落ち着いてこれまでの⾃分の活動を振り返り、志望企業を⾒直してみたり、⾃分の考えを改めて整理してみるなどしましょう。
POINT
- ● チャンスはまだまだ残っています。初⼼に戻ってもう⼀度チャレンジしましょ う。
- ● 服装や⾔葉づかい、履歴書や志望動機などの基本事項を、キャリアセンター のスタッフに点検してもらいましょう。
- ● フットワークを軽くして、どんどん⾏動しましょう。
- ● 企業選択の幅を広げましょう。
- ● 時間がなくても最低限の企業研究をしましょう。
これまでの就職活動を振り返る
なぜ内定が出ないのか? まず、これまでの就職活動を客観的に振り返ってみることから始めましょう。就職活動を始めるにあたっての準備段階で、⼗分な⾃⼰分析や企業研究ができていたか。履歴書など企業への提出書類に不備はなかったか。また会社説明会での⾝だしなみや⾔葉づかい、⾯接での話し⽅は適切だったか。これまでの就職活動を再点検して、勝利の⽅程式を練り直してみましょう。⼀⼈で悩まずにキャリアセンターに相談しましょう。
● ⾃⼰ PR がうまくいかない → ⾃⼰分析の不⾜を補いましょう。
● 志望企業が⾒つからない → ⾃⼰分析に加えて企業研究もしましょう。
● 志望動機がマニュアルどおり → ⾃分の⾔葉で話せるようにしましょう。
志望企業を探す
もう⼿遅れでは…とあきらめてしまうのはまだ早いと考えましょう。最近の採⽤活動が⻑期化傾向にあることを考えれば、年を越してから、さらには卒業が近づいていてもチャンスはあります。まだ募集している会社の中から⾃分に合った企業を探しましょう。情報収集の機会もまだ残されています。⼤切なのは前向きな気持ちです。先輩たちの中にも、厳しい就職戦線を乗り越えてギリギリで内定をもらったという「すべり込み」就職派が数多く⾒受けられます。フットワークを軽くして、アクションを起こしましょう。
● キャリアセンター →最新の求⼈票(3 ⽉まで随時更新される)を確認できる⼆次募集の情報もキャッチできます。
● 就職情報サイト→ 採⽤活動を続けている企業が検索できます。
● 新聞 → 求⼈広告に注⽬。⽇‧⽉曜⽇に集中していますが、その他の曜⽇も要チェックしましょう。
● 求⼈情報誌→ 来春新卒者の募集も掲載されていることがあります。
● ハローワーク→ 新卒の求⼈コーナーを設けています。
● 合同企業説明会 →採⽤意欲のある企業が合同で⾏う説明会にもチャンスがあります。
⾃分の考えをはっきりさせる
ただむやみに企業を回っているだけでは同じ失敗を繰り返してしまいます。企業を選ぶ条件とその理由を明確にしておきましょう。「これだけは譲れない」と「これは譲歩してもいい」がはっきりしていれば、企業選びに⽅向性が⽣まれます。
迅速な⾏動
キャリアセンターや「AC ナビ」で関⼼のある求⼈情報を⾒つけたら、すぐに内容確認をして応募しましょう。また朝⼀番に新聞に⽬を通して、気になる企業が求⼈募集をしていたらすぐに問い合わせの電話をして、その⽇のうちに履歴書を郵送しましょう。
フリーターにはならない
内定が出ないからといって、安易にフリーターという道を選ぶのは賢明ではありません。将来、正社員としての就職が難しくなる可能性があるからです。また、卒業後 3 年間は新卒として扱われるといっても、実際のところは、卒業後の就職はさらに厳しくなる傾向があります。⻑い就職活動で疲れも出るでしょうが、根気よく活動を続けて、卒業までに正社員として⼊社できる企業を⾒つけるようにしましょう。