電話のかけ⽅
就職活動に⽋かせない「電話」。⼿紙や E メールと違い、直接相⼿と⾔葉を交わすので、緊張するかもしれません。
しかし、ポイントを押さえておけば⼤丈夫です。ここでは、電話のかけ⽅の⼀例を紹介します。
POINT
- ● 電話の応対も⾃⼰ PR の⼀つ。気持ちを引き締めて電話をかけましょう。
- ● ⾔いたいことをメモして、簡潔に話しましょう。
- ●語尾は間延びしないようはっきりと話すようにしましょう。
- ●先⽅が不在の場合は時間をおいてもう⼀度電話をかけましょう。急ぎの場合 は、電話に出た⼈に要件を頼み、その⽅の名前を聞いておきましょう。なるべく 伝⾔はせずかけ直すようにしましょう。
- ●相⼿の声が聞こえにくいときは、「恐れ⼊りますが、お電話が遠いようなので すが」と⾔うようにしましょう。
- ● 電話をかける場所や時間帯には⼗分注意しましょう。
電話をかけるときの流れ
事前準備
しっかり事前準備をしてから、企業に電話をかけるようにしましょう。特に⼤切なことは以下の 4 点です。
● 内容を箇条書きにしたメモを⽤意
電話では、要領よく⼿短に、⽤件を伝えることが⼤切です。何を⾔えばよいかわからなくなって⾔葉に詰まったり、⽤件を⾔い忘れてかけ直しては、相⼿に迷惑がかかります。あらかじめ⾔いたいことを整理してから電話をかけましょう。
●筆記⽤具や⼿帳を準備
すぐに⾃分のスケジュールが確認できるよう⼿帳を⼿元に⽤意し、電話の内容をメモに書き留めておきましょう。
● 携帯電話などを使う場合は、静かな場所で
駅や電⾞のホームなど、周りが騒がしい場所では、⾃分の声が伝わらなかったり、相⼿の声が聞こえなかったりするので避けましょう。
● 時間帯をチェック
企業への電話は勤務時間内で先⽅が忙しくない時間帯を選んでかけるようにしましょう。勤務時間は8:30~17:00 や 9:00~17:30 が⼀般的です。また、同じ⼈に何度も電話する場合は、「何時ごろにお電話すればよろしいでしょうか」と聞くとよいでしょう。
避けるべき時間帯
● 始業直後・終業間近 ● 昼休み(12:00~13:00)
● ⽉末・⽉初 ※ただし、緊急の連絡がある場合は除く。
間違えやすい⾔葉づかい
×(誤) | 〇(正) |
---|---|
会社 | 御社(おんしゃ)※ |
ぼく、オレ、わたし、自分 | わたくし |
~と言います | ~と申します |
〜は、おられますか | 〜は、いらっしゃいますか |
〜から連絡がありました | 〜から連絡をいただきました |
すみませんが | 恐れ入りますが |
悪いのですが | 恐縮ですが・お手数ですが |
やってくれませんか | お願いできませんでしょうか |
電話してください | お電話をいただけませんでしょうか |
待ってくれませんか | お待ちいただけませんでしょうか |
〜は届いていますか | 〜は届いておりますでしょうか |
※基本的に、御社(おんしゃ)は話し言葉、貴社(きしゃ)は書き言葉です。
携帯電話のマナー
● 会社訪問や試験の際は、社屋に⼊る前に必ず電源を切っておきましょう。バイブ⾳も気になりますので、マナーモードは避けましょう。
● 試験が終わっても、社屋の中では使⽤しないようにしましょう。